ゲーム依存症になりやすい子供とその割合が6年間の調査研究で明らかに

健康

こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!

今回は、「Is video game addiction real?@ScienceDaily」を参考に、ゲーム依存症になりやすい子供とその割合について解説していきたいと思います。

皆さんゲームはしますか?私は子供の頃からゲームは好きです^^これを見ている方はゲーム好きなお子さんがいらっしゃる方もいるかと思いますが、今やゲームをやっていない子供の方が珍しいのではないでしょうか?

今回の研究は、ブリガムヤング大学がビデオゲーム依存症に対する予測因子と結果を測定するために、成人期に突入する青年期385人を6年間調査したものです。この研究はビデオゲーム依存症に関する研究で最も期間の長い調査となっています。

どういった子供がゲーム依存症になりやすいんだろう?

どれくらいの割合でゲーム中毒になるの?

などと考えている方にも役立つ情報がありますよ。

私のブログでは、他にも日本語には訳されていない海外記事を翻訳し紹介しております。一人でも多くの人に、有益な情報を共有できればと思っています。

【Soi】=国立大英米文学出身、在学中多数の英米文学を翻訳。英検1級。

それではさっそく見ていきましょう!

この記事を書いた人
Soi

英検1級、TOEIC950、国連英検A級、認定英語コーチ。留学経験なし。
国立大英米系→商社→空港
オンライン英会話「Cambly」「ミライズ英会話」「Bizmates」公式アンバサダー

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ゲーム依存症になる思春期青年の割合

多くの思春期の子供にとってビデオゲームをすることは楽しいもので、娯楽社会形成にもなりえます。ビデオゲームは楽しい娯楽なのですが、あまりにもゲームをしすぎることは子供の発達に良くない作用を及ぼし、ゲーム依存症になる懸念が高まります。

Developmental Psychologyに掲載された、Sarah Coyne教授率いるブリガムヤング大学で行われた6年間にも及ぶ研究で判明したことは、ゲーマーの90%が有害に至らず、長期的な悪影響を引き起こしませんでした。ただし、かなりの少数派がまさにゲーム中毒になり、精神的、社会的そして行動的に苦しむ可能性があるとしました。

研究率いるCoyne氏は以下のように述べます。「この研究の目的は、ビデオゲームによる長期的な影響と、それがどう影響してくるのかを調べるためです。その影響を調べるために我々は思春期初期から成人期突入期までの被験者を6年間かけて病理学的に追跡したのです」

ゲーム依存症の症状例

この研究は、依存症ゲーマーへの長期的な影響を発見することに加えて、ゲーマーの型を分析し、病的ゲーム行動はすべての障害に適したものではないことを発見しました。病的なゲーム行動は、ゲームプレイ時間の過度性、ゲームからの離脱の難しさ、およびゲームによる正常機能の崩壊により特徴づけられます。

ゲーマーのたった10%が病的ゲームプレイカテゴリーに分類されます。非病的グループと比べ、病的グループの被験者は高レベルのうつ病、攻撃性、内気、問題的な携帯使用および不安感を成人期初期で表しました。これは、最初の時点では全員同じ変数グループであったことから、ビデオゲームがこれらの否定的な結果を発達させる重要な点であった可能性があることを示唆しています。

ゲーム依存症になりやすい子供の特徴

ビデオゲーム依存症に対する予測因子と結果を測定するために、Coyneは成人期に突入する385人の青年を調査しました。それぞれの被験者に年1回の質問表を6年間提出してもらい、憂鬱感、不安感、攻撃性、怠慢、共感性、善的社会的行動、内気性、感覚反応、経済的ストレス、そして問題的な携帯使用について測定しました。

ゲーム依存症の2つの主な予測因子が判明した結果、男性であること善的社会的行動レベルが低いことが要因となりました。より高いレベルの善的社会的行動、あるいは他人のためのボランティア的行動が見受けられると、依存症になりにくい傾向がありました。

予測因子とは別に、Coyneは3つの異なるビデオゲーム使用軌道を発見しました。青年期の72%は、6年間を通じて比較的中毒症状が少なく、18%は中程度の症状が続き、残り10%は全体を通じて病的ゲーム症状を増加させていました。

この結果は、ゲーマーの90%は生活に支障がない範囲でプレイしていたが、残りの少数派は深刻な中毒症状から抜け出せていないということを示唆しています。

これらの調査結果は、親と一緒に住みついて、ゲームのために経済的自立ができなかったり仕事に就けないという典型的なゲーマーは反映していません。少なくとも20代前半では、病的ゲームユーザーは、中毒になっていないゲーマーと同じくらい経済的に安定していて、前向きでした。

Coyneは以下のように述べています。「ビデオゲームには素晴らしい側面もあります。ただ、重要なことはゲームを健康的に使用して、病的レベルまで堕ちないことです。」

最後に

ゲーム依存症になりやすい子供とその割合についていかがでしたでしょうか?

今の時代では「ゲームをしない」ではなく「どうゲームと付き合っていくか」が大事になってきますよね。無料でできる携帯ゲームなども主流となりましたが、結局は同じゲームであり、依存症になる要因でもあります。

ゲームはうまく活用すれば頭の体操や気晴らしにもなりますし、メリットも多いはずです。ゲームのための生活ではなく、うまく生活にあてはめる活用を心がけたいです。

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