こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、クラクフ観光のモデルコースを、北欧在住の筆者が紹介していきます。
実は、ポーランドは地理的に私が住むスウェーデンと比較的近く、もちろん飛行機で行くのですが、基本的には激安で行くことができます。
私は今回コペンハーゲンから飛びましたが、それでもヨーロッパ内の航空移動は激安です。だいたい片道1万円以下で飛べると思います。日本から行くには一苦労ですが、もし他のヨーロッパを観光されるのであれば、実はポーランドはお手軽な目的地なんです。

クラクフの旅行を計画しているけど、限られた時間で効率よく回りたい!

家族やカップルでも楽しめる王道かつニッチなモデルコースを知りたい。
という方にも参考になると思います。それでは早速見ていきましょう!
クラクフの移動について
まずはクラクフでの移動について。
もしかするとクラクフへの旅行を計画される方は、首都ワルシャワから来ることを想定されているかもしれません。そうする場合、陸移動が非常に便利ですが、ぜひOmioでチケットを予約することをおすすめします。
少しの手数料はかかるものの、最も便利で最安のチケットを提案してくれ、さらに日本語で購入まで完結できます。ちなみに体感的には、8割以上の海外トラベラーはOmioを活用して旅行していますよ。
クラクフでの移動については、日帰り、もしくは中心地にホテルを取るのであれば、中心地に見どころが詰まっているので徒歩で大丈夫です。実際に私も、公共交通機関には乗らずに徒歩でクラクフ観光を完結させました。
そうではなく公共交通機関を使って最短で回りたい、もしくは少し遠出を考えるなら電車やバスを使用していきます。アプリの「Jakdojade」、もしくは券売機でチケットを購入するのが一般的です。
それではクラクフ観光のモデルコースを紹介していきます。
クラクフ観光モデルコース1日目
クラクフ1日目、午前中にホテルに荷物を置いた後は、早速クラクフの目玉である中央市場広場に向かいます。

中央市場広場
少し離れている場合でも、クラクフはどこを歩いても絵になる街なのでぜひ歩いてみてください。
ちなみにこのクラクフは、ポーランドの中でも珍しく第二次世界大戦の被害を受けていない都市であり、都市全体が1978年にユネスコ世界遺産に登録された世界最初の世界遺産12件のうちの一つなんです。
ここにある織物会館、聖マリア聖堂にも行きます。もし1日のコーヒーがまだの方は、織物会館二階にあるカフェがおすすめです。

カフェから見える景色
この二階からの景色とコーヒーの組み合わせが最高です!
その後はチャルトリスキ美術館に行くのがおすすめ。この美術館には世界で唯一、レオナルドダヴィンチの『白貂を抱く貴婦人』が飾られています。ちなみにこの作品は、ポーランドの国宝になっています。

白貂を抱く貴婦人
なんとここ、毎週火曜日は入場無料で全作品を観覧できます。私もたまたま火曜日に訪れたので、無料で観覧させて頂きました^^
その後は、そのままぶらりと散歩をしたり、私は途中でその荘厳な景観に魅せられて立ち寄ったHoly Trimoty Churchに感動しました。
もし二日目にたっぷり時間があり、アウシュビッツ収容所やヴィエリチカ岩塩坑に行く予定でしたら、1日目にヴァヴェル城に行くことをおすすめします。
お金を払って中にも入ることができますが、外周や無料部分の城内でも結構楽しめます。階段を下りたその奥にはヴァヴェルの竜を見ることができます。
夜ご飯は基本どこで食べても美味しいとは思いますが、せっかくならご当地レストランに行くことをおすすめします。その際はぜひ、ピエロギを堪能してください。

現地レストランでピエロギ
クラクフ観光モデルコース2日目
もし遠出をする時間がないスケジュールでしたら、1日目に紹介したヴァヴェル城へ。もし古着やヴィンテージがお好きなら、セカンドハンド店Flaming SHが少し歩いたところにあるのでおすすめ。
どこかでランチを済ませ、時間までまた中央市場広場のカフェで時間を潰したり、周りにはたくさんお土産店があるので、お買い物をしたり。
個人的におすすめしたいのは、やはりポーランドは物価も安くコーヒーも美味しいので、コーヒー好きなら1日1回はカフェに寄りたいところですね。
2日目に時間がある時の代替案
もし提案する訪問先を何かと変えたいなら、こちらもおすすめです。
また2日ではなく3日ある方にもおすすめです。
アウシュヴィッツ強制収容所
ポーランドのクラクフから公共交通機関で1~2時間の場所に、世界遺産でもあるアウシュヴィッツ強制収容所があります。
スウェーデンの友人に「クラクフに旅行するよ」と言うと、「それならアウシュビッツ強制収容所には行くべきだね」とおすすめされたくらいです。
歴史を知るためにも訪問したかったのですが、その時は親と一緒の旅行で、私の親がこの訪問を反対したので断念する結果となりました。
もしアウシュヴィッツ強制収容所に行かれるのであれば、ツアーに参加することを強くおすすめします。HPから予約が可能ですが、かなり余裕をもって予約をしないと、ポーランド語でのツアーしか残っていない状況になると思います。
私は約1か月前から確認していましたが、それでも英語のツアーは表示されませんでした。日本語でのツアーもあるみたいなので、英語ではなく日本語を希望されるであれば、かなり前から確認することをおすすめします。
ヴィエリチカ岩塩坑
こちらも世界遺産である、ヴィエリチカ岩塩坑です。
ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)は、ポーランド南部クラクフ近郊にある世界的に有名な岩塩坑。坑内には塩で作られた彫刻や礼拝堂、地下湖などがあり、まるで地下の宮殿のような幻想的な空間が広がっています。
1996年に採掘は終了したみたいで、現在は観光地として一般公開されており、1978年にユネスコの世界遺産に登録されました。私はスケジュール的に訪れませんでしたが、クラクフでは有名な観光地の一つとなっています。
おわりに
ポーランド、クラクフ観光のモデルコースについていかがでしたでしょうか?
ポーランドといえばワルシャワをイメージする人が多いと思います。けれど私の周りにいる多くのヨーロッパ人は「ポーランド行くならクラクフがおすすめだよ!」と言っていたので、当初のワルシャワへの旅行を変更してクラクフにしたくらいなんです。
クラクフは都市そのものが戦争の被害を受けていない世界遺産なので、昔の良きヨーロッパの雰囲気が根強く残り、歩いたり、カフェのテラス席でのんびりするだけでも別世界という感じでした。
人生で一度は訪れたいクラクフ、ぜひ思いっきり堪能してください!
色んな手続きを簡略して、時短で効率的に予約したい方はこれ!!↑