こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、
英語の勉強を始めたばかりの初心者だけど、一体何から始めればいいの?英語ができる人、教えて!
と考えている方に、英語初心者から中級者になるための勉強法について書いていきたいと思います。
先日このようなツイートをしました。
本記事では、こちらのツイート内容についてさらに深掘りしていきます。
ちなみに私は留学経験なしの純ジャパですが、国内独学でTOEIC930や英検1級に合格しています。元商社勤務で、現在も英語を使いネイティブとバリバリ仕事をしています。少しでも参考になれば幸いです。
それではさっそく見ていきましょう!
英語初心者が中級者になるための勉強法
先ほど紹介したツイートの内容をこちらで再度まとめます。
国内独学で英語を使えるようになった経験をもとに、初心者のうちにやるべきことを順番に説明していきます。
まず発音記号を覚える
まずは発音記号を覚えましょう。
なぜなら英語を聞くにしても話すにしても、まずは正しい英語の音を習得した方が後々の習得効率が良くなるからです。
正しい音を話せるようになれば、同じく英語を聞けるようになります。
発音記号は初心者向けの参考書には必ず書いてありますし、You Tubeなどでも見ることができます。初めは必ず音声を聞きながら覚えましょう。
薄い文法書を1冊終わらせる
英語を習得するには、文法知識は絶対に必要です。
文法は言語の骨にあたる部分です。骨がないとまっすぐ立つことができないですよね。文法知識がないまま勉強しても、中身がスカスカになります。
どんな文法書を使えばいいの?
薄い文法書でのおすすめはこちらの2冊です。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)
マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)第3版 (Basic Grammar in Use)
(こちら薄くはないですが、基礎部分のみで大丈夫です)
まずは1か月程度時間をかけて、文法をおさらいします。
高校までは英語を学んできているはずなので、思い出す感じでやっていきます。
易しめの英語を大量に聞く
音声記号と文法を学んだら、大量のインプットをしていきます。
その際はリスニングでの大量インプットをおすすめします。
なんでリスニングなの?
まずリスニングは聞くだけなので、行うハードルが低いです。
また第二言語習得論ではこのような実験も行われています。
当時のスペイン語学習に関する研究を例にあげれば、授業の70%は聞く活動、20%は話す活動、読み書きは10%に過ぎなかったにも関わらず、聞く、読む能力は口頭練習を中心としてオーディオリンガル教授法で学習した学生の三倍のスピードで習得され、話す力、書く力も劣らない、という結果がでています。
(外国語学習の科学@白井恭弘著)
また聞く音源は難しすぎない易しめの材料がいいです。
こちらの記事では初心者向けのおすすめPodcast番組を紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。
いきなり英会話をしない
いきなり英会話をしないことも大切です。
英会話というのは、英語の集大成です。聞く、話すが瞬時に要求されます。
私は中国語の勉強をしていた時期があり、初心者の段階でいきなりオンライン中国語を始めました。
そこで起きたのでは、全く相手の言っていることがわからず、講師も私の中国語が理解できず、お互いが終始イライラする時間となりました(笑)。
心が折れては言語の学習は続きません。まずは、ハードルを極力低くすることが大切です。
英検2級かTOEIC700を目標
英語に限らずですが、初心者のうちは何か目標を定めると続けやすいです。
英語に関しては英検2級もしくはTOEIC700点を目標にするといいです。英検2級は高校卒業レベル、TOEIC700もそれくらいのレベルだと思います。
やみくもに勉強すれば、途中でぶれる可能性が大いにあります。やはり学習には継続が命です。
英検2級の次は準1級、その次は1級というように、徐々にレベルを上げていけば、自然と英語上級者になっているはずです。
私のブログでも、TOEIC初心者が点数を上げる方法について書いていますので、良ければ参考にしてみてください。
英単語は1日100語以上を目標
英語をあらゆる場面で使えるようになるには、実は語彙力が命綱となります。
まずそもそも知らない単語は話せないですし、聞くこと、読むこともできません。
英語上級者となれば、知らない単語はかなり減ってきます。そこまでには、とてつもない量の語彙学習をしてきているはずです。少なくとも私はそうです。
少しでも知らない英語を無くすこと。そのためには毎日大量の英語を覚えていくことが大切です。
効率的な単語学習はこちらで紹介しています。
インプット後は大量のアウトプットに切替
インプットが十分になれば、今度はアウトプットに移りましょう。
初めはうまく話すことはできません。当たり前です。ですが、大量のインプットのおかげもあり、段々とうまく話せるようになります。
この期間はとにかく練習あるのみです。話せば話すほど、英語の回路が強化されます。時間が許す限り、アウトプットです。
どこでアウトプットすればいい?
おすすめはオンライン英会話です。
オンライン英会話でも色々ありますが、この時期におすすめなのはネイティブキャンプ です。
なぜならここはレッスン無制限でオンライン英会話が受講できるからです。例えば平日は1日1回、休日は2回、などの調節ができるので便利です。
まずは1週間の無料体験から始めるのがいいです。この期間でも、もちろんレッスン受け放題。少なくとも1週間は英語漬けにしましょう。
英語初心者のうちから同時に進めておくべきこと
英語初心者の内から進めておくべきこと、それは転職活動をすることです。
え、まだ転職する気はないけど。。
そんな方でも、とりあえず転職サイトに登録はしておいた方がいいです。
なぜ英語の勉強をしていくのか?それは、
・英語を使ってキャリアアップを目指したい
という思いからではないですか?少なくとも私は英語はキャリアに活かしたいと思っています。
もちろん、「海外旅行に一人で行けるようになりたい!外国人の友人を作りたい!」という人もいるかもしれません。そういった方はこの趣旨には合わないかもしれません。
しかし、実際に転職しようと思って動いたときに希望の職があるとは限りません。常に転職の動向は気にして、情報収集だけでもいいです。
またTOEICのスコアが上がるたびに企業からのお誘いは増えていきます。それにより更に英語を頑張ろうと思うかもしれませんよね。
転職する気がなくても、とりあえずこれらのサイトには登録すればいいと思います。
本格的に転職活動を始めるとなれば、さらに登録するサイトは増えます。これについてはまた別の記事で詳しく書いていきます。
つまりは、英語初心者のうちからキャリアアップを見越して早めに転職サイトに登録しちゃおう、ということです。
おわりに
英語初心者から中級者になるための勉強法についていかがでしたでしょうか?
初心者のうちは独学は本当に大変です。自分の出来なさにイライラしたり葛藤することもあるかと思います。
そんな時でもブレないように、英検やTOEICを軸にしたり、自分のハードルを上げないことが大切なんですよね。
それでは引き続き、英語学習頑張っていきましょう!