こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、
英検1級のリスニングパート2が苦手。。
対策やコツ、おすすめの参考書があれば知りたい。
と考えている方向けに、英検1級のリスニングパート2の対策法とおすすめ参考書ついて解説していきたいと思います。
英検1級は、英語学習者なら誰もが憧れる最難関の資格と言われます。しかし、すごく構える必要もありません。正しい対策と勉強をすれば、誰でも合格できるチャンスはあります。私も完全独学で英検準1級、1級と合格してきました。
英検1級のリスニングパート2は特に苦手とする人が多く、受験者からかなり嫌われるパートだと思います。しかし、安心してください。
この記事を読むことで、英検1級のリスニングパート2への苦手意識を無くし、高得点を取るためのヒントを得ることができるようにまとめています。英検1級は独学でも十分合格できます。
英検1級のリスニングパート2を徹底対策
英検1級のリスニングパート2の対策法の前に、まずはパート2について少し把握しておきましょう。『彼を知り己を知れば百戦殆からず』ですね。
リスニングパート2の問題傾向
まずは英検1級リスニングパート2の問題傾向について少し解説します。
パート2は180~200語程度の英文とその内容に関する質問文を聞き、選択肢の中から内容にふさわしい正答を選びます。それぞれの回答時間は各10秒です。問題の傾向としては大きく以下の2つに分けられます。
- 最新の研究や論文などである分野の話題を語っているもの
- ある話題を扱うラジオ番組やニュースなど
研究や論文などを用いるパターンでは、しばしば英検1級を超えたレベルの専門用語が登場してきますが、その場合は後から詳しい説明も必ず行われますので、焦らずにしっかりとヒアリングを続けます。
どのような質問パターンが多いのか
リスニングパート2で質問パターンを細かく分けることは非常に難しいです。しかしながら、どの質問も内容に関する質問であり、内容で伝えたかったこと、重要であったことなど概要と要点を聞いてきますので、やはり内容全体の理解が必須になります。
具体的なリスニングパート2の対策法
では実際にリスニングパート2の対策法に移っていきましょう。
質問パターンでも述べましたが、質問のパターンからパート2を対策していくことは非常に難しいです。ですので、事前にどのような会話が行われそうなのか、どのような質問が来そうなのかを選択肢からヒントを得て、ある程度予測することがパーツ2のカギになります。
そのためには、パート1と同じですが選択肢の先読みが必須になってきます。
パーツ2の選択肢って尋常じゃないくらい文字が多いんだけど。。
そうですよね。ですから、選択肢を全て読めとは言いません。全て読めるのであれば一番いいのですが、かなり時間を食われます。その場合、選択肢の中でよく使用されている、あるいはキーワードとなりそうな単語に丸をしてください。そうすることで、ある程度話題の予測に役立ちます。
例えば、4つの選択肢の中に『patients, treatment, medicine,medical practice』とあれば、「医療関係の話が来るな」と準備ができます。これだけでも全然気持ちの余裕が違ってきます。
リスニングパート2の勉強法
リスニングパート2の勉強法ですが、これもやはりパート1と同じで、過去問と練習問題をひたすら解いていくの連続です。しかし、やってみると分かると思うのですが、パート2はそう一筋縄ではいきませんよね。簡単な問題は簡単ですが、難しい問題のレベルが結構高いです。
もちろん、練習問題を解いて間違えた問題の原因をクリアにして、単語や文法を覚えていく作業は必須ですが、それと同時にリスニング力自体を伸ばしていく必要があります。
リスニングパート2の英文は科学的研究や社会学的ニュースも頻出トピックです。それらに対応していくためには、日ごろからニュースやラジオを英語で聞くことがリスニング力アップの助けになります。
一見遠回りに思うかもしれませんが、実際の試験では何のトピックが飛んでくるかわかりません。日ごろから色んな話題を届けるニュースやラジオはリスニング力をつける最適なツールですので、ぜひ活用してみて下さい。ちなみに私が英検1級勉強中の時はもちろん、現在でも毎日欠かさず聞いているのはこちらです。
・バイリンガルニュース
PODCASTで無料で視聴できますので、早速今日から聞いてみてください。
リスニングパート2におすすめの参考書
リスニングパート2におすすめの参考書は、パート1と同じですが「過去6回全問題集」と「英検1級リスニング問題150」のみです。この2つで英検1級リスニングの対策は十分です。
中には、「たくさん参考書を購入して対策しないと落ち着かない!」という人もいるかもしれませんが、参考書はやると決めたものを徹底的に極めたほうが得点につながりやすいです。
上級者は質より量をこなした方がいいかもしれませんが、まだ回答の感覚がつかめていない状態でしたら、同じ問題を何回も解いて回答の感覚をつかむべきです。この2冊を5周くらいはして、会話の内容を覚えるくらいの勢いでやれば、十分に力はつきますよ。
まとめ
英検1級のリスニングパート2の対策法とおすすめ参考書についていかがでしたでしょうか。最後に簡単にまとめていきます。
・過去問と練習問題に加えて、英語ニュースなどでリスニング力を高める努力をする
・参考書は『過去6回全問題集』と『英検1級リスニング問題150』だけでOK
英検1級リスニングパート2は、リスニングの中で最も難しいパートです。英文量も多いですし、使用される単語もレベルが高いものが多いです。ですから、普段からリスニング力自体を高める努力が必要となってくるということですね。
それでは、英検1級の勉強がんばっていきましょう!