こんにちは、Soiです!
今回はこちらの記事を取り上げていきたいと思います。
「米国市場がコロナ緊急対策で取引回復終わり」という見出しです。米国含む世界市場は現在まさに混沌としています。日に日に急落していく株価に歯止めをかけることができるのか、米国のコロナ危機経済緊急対策措置について焦点を当てました。
それでは早速見ていきましょう!
記事翻訳
米国のトランプ大統領と米国議会が1.8兆ドル規模の大規模経済救済策に同意したことで米国市場は再び上昇した。その救済策はコロナ危機の影響を受けた産業への救済も含む。共和多数党院内総務であるMitch McConnellはこれを経済の『戦時レベルの投資』と評した。この救済策は世界経済を押し上げたが、投資家は未だ危機の中にいる。…(略)NYダウ平均株価は2.4%高で取引を終え、S&P500は1.1%高、ナスダックは0.45%の減となった。ボーイング株はこの救済策への期待により23%の急騰。この救済策は日経平均株価の8%高、ロンドンFTSEの4.4%高という結果ももたらした。
この救済策の詳細は明らかにされていないが、コロナの影響で解雇になった人への現金給付や中小企業への緊急貸付も含まれていると思われる。…(略)上院院内総務のChuck Schumerは「これはアメリカ歴史上で最大の救済措置」と述べている。トランプ米大統領は、イースターまでに経済を回復させると述べている。火曜日、NYダウ平均株価は世界恐慌以来の上げ幅である11.4%の上昇を記録。この救済策の最終案は、2008年のリーマンショックの救済金より2倍以上を費やすとしている。
…(略)今月だけでNYダウ平均株価は過去135年でトップ5の上昇幅と減少幅を記録した。この経済刺激策に反応して、Fidelity Internationalの投資ディレクターTom Stevensonは「これは良いニュースだが、危機を切り抜けたわけではない。市場が下落しているときは大きな反動があるが、それにしがみつくべきではない。このような状況下では反動はどうしても起こる」と述べている。
感想まとめ
コロナウイルスが拡散して経済が暴落していくまでは、世界市場は安定し右肩上がりで上昇していました。しかし、このような災害被害により経済に大打撃を与えられ、株価も下落の一方で職を失う人も多数出てくる状況では、国民はどうしても政府に頼るしかありません。その中で、スピード感を持って大規模な経済救済策を打ち出したアメリカはかなり思い切ったと思います(トランプのイースターまでに経済を安定させるという発言には疑問だが)。
日本は今現金給付にしようか商品券にしようか迷っているという状況です。1日1日状況が変わり失業者も増え経済的にも困る人が増えてくる中で、日本のスピード感は致命的な気がします….。
現金給付にすれば貯金に回る可能性が大きいために商品券を考えているのかもしれませんが、貯金に回ったお金はいつかは消費されますし、今この瞬間に現金を必要としている国民はたくさんいるはずですよね。