こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、賢人の勉強術を読んでみましたので、その内容をまとめていきたいと思います。
先日このようなツイートをしました。
賢人の勉強術。
大人になってから真の知識は得られる。著書は5人の賢人の勉強法を収録。今回はその中の一人、脳科学のプロで東大教授、天才と謳われた脳研究者。しかし天才でも記憶への定着法はいたってシンプル。「勉強が全然頭に入ってこない」脳は生命に関わる記憶第一なので、その脳は正常です。 pic.twitter.com/bvUwE8VDiQ— Soi (@soieigo_27) November 21, 2020
本書は5人の賢人の勉強法を収録しています。
今回はその中の脳科学の東大教授、天才と謳われた脳研究者の内容に焦点を当ててレビューしていきたいと思います。
英単語や覚えないといけないことがなかなか記憶に定着しない。。
こういった方には是非読んでほしい一冊になっております。
また、この記事を読むだけでも科学的に正しい暗記法のヒントを得ることができると思いますので、参考になれば幸いです^^
それではさっそく見ていきましょう!
賢人の勉強術について
「賢人の勉強術」は5人の賢人の勉強法をそれぞれ収録しているビジネス書です。
それぞれの業界で活躍している方の勉強法が詳しく述べられていますので、非常に参考になります。
脳研究者”池谷裕二”とは
今回紹介する池谷先生について。
彼は東大教授で、「天才」と謳われた脳研究者です。
記憶で最も大事な部分である「海馬」を専門的に研究しているみたいです。まさに記憶法の第一人者と言ってもいいと思います。
そんな池谷教授が語る記憶術について、見ていきましょう。
科学的な記憶の仕組み
こちらの図にざっとまとめました。
まず記憶する情報は海馬に行きます。その後海馬にて大脳皮質(長期記憶)に行くための審査が行われるのですが、そのほとんどが不合格になるとのこと。
しかし、海馬での審査を合格するには何回も審査を受ければ結果オーライです。
ここでは2か月4回の復習により、審査を通過するのがよいとされています。
個人的には、英単語の記憶でいうともっと短いスパンでもいいと思います。例えば1週間に1回のペースで朝晩復習を行えば、約1か月で長期記憶に入るイメージです。
とにかく回数を重ねる。記憶は1回では到底無理ですね。
最強の記憶術「ライオン法」
最強の記憶術は図の通りです。
本書では、以下の3点が重要だと書かれています。
・歩いている時
・寒い時
これをうまく利用して、効率よく記憶を測ってみるのもいいですね。
勉強量と成果の関係性について
本書についてさらにこのようなツイートもしました。
この中で紹介している勉強量と成果の関係性について少し解説していきます。
ブレイクスルーとは
本書では、成果は等比級数に伸びると述べています。
これは私も思い当たる節があります。というのも、今まで英語を勉強してきて、滑らかな右肩上がりではなかったからです。
初めはもちろん英語を話せなかったですし、国内独学で英検1級などを取れるとは思ってもいませんでした。
私が等比級数に伸びたと感じたのは、毎日の音読を日課にしてからです。そこからの成長は早かったです。
これがいわゆるブレイクスルー。目に見えない下積み時期を乗り越えた時に、一気に伸びます。
ですから、初心者が実力が伸びなくて勉強を止めちゃうのは非常にもったいないと思います。
耐え忍んだ人こそ経験するブレイクスルー。まさに本書の通りだと思います。
勉強のやる気が出ない人はどうすればいいのか
勉強のやる気が出ない人への対策は非常にシンプルです。
それは、「とりあえず勉強を始めてみる」こと。
図にもありますが、とりあえず勉強を始めることにより、側坐核が興奮します。
その後にアセチルコリンという”やる気の素”となる神経伝達物質が放出され、いつの間にか1時間勉強していた、という状態になるのです。
これは科学的にも正しいやる気の出し方。考える前に、とりあえず始めてみましょう。
おわりに
賢人の勉強術/大人のための記憶勉強法についていかがでしたでしょうか。
他の4人の勉強法についてもそれぞれツイートを作成しておりますので、後日ブログでも紹介していきます。
またこの記事ではほんの一部の紹介しかできていませんので、気になった方はぜひ著書を手に取ってみてくださいね^^