こんにちは、soiです!
今回は、
・英語を勉強するのに文法学習って必要?
・ネイティブは文法の勉強しないから、僕たちも勉強しなくてもいいよね?
と考えている方向けに、『英語学習に文法の勉強は必要なのか』ということをその理由と具体的な勉強法も含めて話していきます。
みなさん学校でもある程度文法を勉強しているのでご存知かと思いますが、文法学習って本当に面倒臭いですよね。もうあの時にみたいに地道な勉強をしたくない!と思われるのは当然かと思います。
まず先に申しますが、残念ながら英語習得のためには文法学習は「必要」です。。この記事では、なぜ文法学習が必要なのか、そしてどのような文法学習が最も効率的なのかということを紹介していきますよ。
ちなみに私について少し自己紹介しますね。国立大英文学部卒業⇒元総合商社勤務⇒現在国際空港にて海外VIP機オペレーター勤務、TOEIC930・通訳案内士1次英語合格・英検1級。英語にはそこそこ精通しておりますが、実際私も文法学習には集中的に一時期を費やしておりますので参考になればと思います。
それでは、早速見ていきましょう!
英語学習に文法の勉強は本当に必要なのか
英語学習に文法の勉強は本当に必要なのか?こちらは冒頭でも申しましたが、「必要」なのです。英語を習得するなら英文法学習には必ず時間を費やす必要があります。なぜ文法の勉強が必要なのかということですが、それは第二言語学習における文法は全ての基礎になるからです。文法は言語の「骨」にあたります。いくら単語や熟語が身についても「骨」がしっかりしていないと組み立ては不可能ですよね。ネイティブではない日本人にとっては、意識的学習をもって英文法を理解する必要があるのです。
でも、文法ばかり勉強していても英語は伸びないよね?
これは、まさにその通りです。日本人はインプットが多くアウトプット不足というのはずっと言われてきていますよね。もし英文法ばかり勉強して「全然話せるようにならない」と言う人がいれば、それは完全にその勉強方法が間違っているからです。インプットしたらアウトプットしなければ当然英語は話せるようになりません。
話が少し逸れましたが、これから英語を始める方や英文法をあまり真剣にしてこなかった方は、まず初めに英文法を勉強し、しかも短期集中で一気にマスターするべきなのです。
実際、『第二言語習得論(Second Language Aquisition)』という欧米で盛んに研究されている第二言語習得に関する研究では、英語初心者がまずやるべき勉強は文法のコアをおさえること、と提唱しています。
では、実際にどのように英文法を勉強していくのか、について次で解説しますね。
一気にマスターできる英文法の勉強法
先ほども述べました通り、英文法は短期集中で一気にマスターするのがベストです。だらだらと文法を勉強しても英語の伸びはそれほど増えません。そのため、文法書を1冊購入し、それを完璧にマスターするべきです。
私の場合は「英文法解説:江川秦一郎」を購入しましたが、こちらは少し難しめの文法書になりますので、易しめの『マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)』をお勧めします。
こちらの学習には1~2か月かけて一気にやりきってほしいのですが、時間がない方もいるかと思います。そのため、細かな部分まで見る必要はありませんので、基本的な部分だけを集中的に理解していきましょう。豊富な練習問題もありますので、どんどん取り組んでいってください。
文法を勉強した後にやるべきこと
1~2か月かけてじっくりと文法を学習できましたら、その後はどうすればいいのでしょうか。もし今後も本格的に英語習得に励むのでしたら、『第二言語習得論』に基づいて勉強を進めていくのが得策といえます。もし中級者以上であれば、アウトプット中心にして学習できた文法の確立を図るのがよいかと思います。
もし英語初心者でしたら、科学的に正しいと証明されている方法で勉強を進める方が圧倒的に効率がいいです。
半年も勉強に時間をかけたくないよ…
その気持ちもわかります。しかし、英語の習得は1,2か月で完了できるほど甘くはないと断言できます。一度始めたら終わりがないのが英語なのです。第二言語習得で最も大切なことは『継続学習』です。ここでやめるか、続けるかですが、どうせ続けるならこの方法で取り組んだ方が結局は近道なのです。
せっかく文法を学習した後なのですから、このまま科学的に正しい方法で継続してみてはいかがでしょうか。
まとめ:英文法は英語の基礎そのものであった
英語学習に文法の勉強は本当に必要なのかについて、いかがでしたでしょうか。やはり英文法の勉強は骨が折れる作業ですので大変ですよね。しかし、本当に英語を習得したいのであれば、英文法学習は必ず必要な過程になりますし、上級者は誰でも通ってきた道なのです。
ネイティブは英文法を勉強はしませんが、体系的に理解しているからこそわざわざ勉強が不要なだけで、ネイティブではない私たちは必ず意識的学習が必要なのです。文法は言語の骨となるものです。これを機にしっかり文法をマスターして、英語の習得に近づきましょう!
それでは、文法学習がんばってくださいね!