TOEICパート7の対策と解き方を徹底解説!初心者でも8割狙う

TOEIC

こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!

今回は、

TOEICパート7が苦手。対策やおすすめの解き方があれば知りたい。

と考えている方のために、TOEICパート7の対策と解き方について徹底解説していきたいと思います。

TOEICパート7といえば、だれもが苦戦する最難関パートですよね。問題量がとにかくハンパないですし、難問も多いです。時間切れになって最後は塗り絵作業になる方も多いのではないでしょうか。

ということでこの記事では、もともとTOEIC400点台から3か月集中対策で850点になった私が、初心者でも8割以上を狙えるパート7の対策法について伝えていきたいと思います。

ちょっとした戦略的な裏技も紹介できればと思いますので、参考になれば幸いです。

それではさっそく見ていきましょう!

この記事を書いた人
Soi

英検1級、TOEIC950、国連英検A級、認定英語コーチ。留学経験なし。
国立大英米系→商社→空港
オンライン英会話「Cambly」「ミライズ英会話」「Bizmates」公式アンバサダー

Soiをフォローする

TOEICパート7の対策法

さっそくTOEICパート7の対策に入っていきましょう。

といっても対策としては非常に簡単で、読解力と速読力を上げればパート7は楽に解けるようになります。とにかく問題が多いので、はやく読む力+正確性はパート7高得点には最も重要だと言えます。

ここで少しパート7について解説させてください。

パート7について

まずTOEICのリーディングパートはパート5~7で合計100問を75分間で解いていきます。図にするとこんな感じですね。

リーディングパート75分間
パート5短文穴埋め問題30問
パート6長文穴埋め問題16問
パート71~3つの文書54問

パート7を攻略するには、時間配分が重要になることは間違いありません。ですので、時間配分戦略を見ていきましょう。

パート7の時間配分について

先ほども述べましたが、TOEICリーディングパートは合計100問の75分間です。

つまり、リーディングパートは1問1分以下で解く必要がありますね。そこで、パート5・6も含めて時間配分を決めていく必要があります。私が目標とする時間配分はこちらです。

パート5 12分
パート6 10分
パート7 53分

こちらの通りで進めることができれば、すべ時間内に解き終わることができますね。

つまり、パート7高得点のためにはパート5・6の予定通りでの回答が必須となってくるということです。対策の時点で常に時間を測り、問題を解くスピードの感覚を身につけておくことは非常に重要です。

話を初めに戻しますが、パート7のカギは「読解力と速読力」と述べました。ではこれらはどのようにして伸ばすことができるのでしょうか。

読解力と速読力の伸ばし方

読解力と速読力の伸ばし方は、こちらが重要となってきます。

・単語力
・文法力
・長文問題への慣れ

それぞれ見ていきましょう。

単語力

単語力は、読解力・速読力どちらにも必要となってきます。

そもそも知らない単語が多いと正確に文章を読むことが難しいです。そして早く読むこともできません。TOEIC対策では、知らない単語を一つでも減らすための対策は重要です。

単語力を強化するためには、TOEIC用の単語帳は必須だといっていいです。まだTOEIC用の単語帳をお持ちでない方は、このどちらかをすぐに購入することをおすすめします。

もしお手元にすでに単語帳を用意されているのであれば、そちらを完璧に覚えるよう努めてください。

文法力

長文を読んでいくには、文章を正確に理解するための文法力も必要です。

単語力ほど優先度は高くありませんが、文法があまりにも苦手だという方は一冊文法書を購入された方がいいかと思います。文法学習についてはこちらでもまとめていますので、参考にしてみてください。

長文問題への慣れ

パート7はとにかく問題量が多いです。ですので、ぶっ続け53分間、とにかく長文を読み進めなければなりません。

いきなりそんなことをしろといわれても、恐らく誰にもむりです。ですので、普段から長文を読んで長文に慣れておく必要があります。

では何を読めばいいのか?それは公式問題集のパート7でオッケーです。実際の試験問題を読む、それが最も理に適っています。

対策としては以上です。それでは次に、パート7に解き方についてみていきましょう。

TOEICパート7の解き方

それではTOEICパート7の解き方について解説していきます。

パート7はとにかく問題の種類が多いので、ケーススタディで説明していきます。ただ、すべてにおいて共通して言えることは、

①設問
②本文
③選択肢

の順番で見ていくことです。設問で見るべきところを確認し、本文を読み、回答します。

ただ、本文一部だけを読んで回答できる問題は少なくなってきていますので、設問の確認は気休め程度で大丈夫です。

シングルパッセージ

まずはシングルパッセージについて。前半は基本的に簡単な長文が用意されていますので、後半までは一気に駆け抜けたいです。設問でよくみるのは、

“Who most likely is Mr. Soi?”
“At 15:00 p.m., what does Mr. Soi mean he writes ~?”
“In what city does Mr. Soi work?”

など、特定の答えを求められている問題。

このような設問を見つけた時には、「あ、Soiは何者かを聞かれているから意識して読もう」「15時に何かあったんだな」とそこを集中して読むための意識を整えることが大切です。

これを意識するだけで、いきなり本文を読み始めるのと、設問を確認してから本文を読み始めるので正答率に大きな違いがでてきます。

それ以外は基本的に、本文を理解しながらしっかりと読まないと解けない問題ですので、設問の内容はうっすら頭に残しつつ、本文に集中して読み進めます。

バブルパッセージ

ダブルパッセージは試験中2題でてきますね。文章が長くなるだけでうろたえる人が多いかもしれませんが、意外と簡単です。冷静に読むことが重要です。

ダブルパッセージも同じ要領で、設問⇒本文⇒選択肢の順番で進めていきます。シングルパッセージで挙げたように、特定の部分を意識する問題があれば、もちろん意識しながら読み進めます。しかし基本的には、本文全体を理解しなければ解けない問題が多いです。

ですので、基本的には本文に集中して速読していきます。どうしても難しい問題がありますが、そこはおそらく誰もが困る問題ですので、まずはスピード重視でいきましょう。

トリプルパッセージ

最期の難関トリプルパッセージです。トリプルパッセージ苦手な方多いですかね?とにかく文量が多いですもんね。。

しかし、トリプルパッセージはダブルパッセージよりも易しい英文になっていることが多いです。というのも、使われている単語レベルも、シングルパッセージの後半やダブルパッセージに比べると、レベルダウンしていることがほとんどなんです。

ですから、これも同じで設問⇒本文⇒選択肢の順で解いていきますが、とにかく本文読解のスピードを上げていくことが重要です。

最後は時間がなくて焦って解いていると、なかなかうまく解けないことが多いかもしれませんが、冷静に見ると結構簡単なんですよ。トリプルパッセージはまずは全て読み切ってから回答に移りましょう。

パート7に使えるちょっとした裏技テク

最後にパート7に使えるちょっとした裏技テクを伝授します。笑

みなさんはTOEICの点数はどれも均等に割り振られていると思いますか?私はそうは思いません。現に、英検みたいに大問①20/25みたいに数字としての回答がないですよね。

これが意味するところは、問題レベルや正答率に合わせて点数が割り振られていると考えます。

全問正解していなくても、990点満点が出ることがあるのがいい証拠です。1問の重みは問題により違います

これを考慮し、効率よく点数稼ぎができる対策が可能だと考えます。

問題を解く順番

私が重要だと思うのは、問題を解く順番です。

基本的にみんな前から順に解いていきますよね?すると、時間が無くなってきたときに塗り絵になるのはどの問題ですか?最後の方の問題、つまりトリプルパッセージですよね。

すると、トリプルパッセージの正答率が確実に下がってきますので、1問に対する配点価値は上がる可能性があります。

ただ、前章で伝えましたように、トリプルパッセージは実は簡単な英文なんです。

ですから、時間さえあれば解ける。なら後ろから解いていこう!ということです。みんなが落とす問題を正確に解くことができれば、楽して高配点問題を解くことができるんです。

これを踏まえて、私がおすすめする回答順序は以下のとおりです。

①トリプルパッセージ
②ダブルパッセージ
③シングルパッセージ

まったく他の受講者と逆ですね。それゆえにトリプルパッセージを100%の実力で解くことができます。

落としてもいい問題

それではもし時間がなくて、何かを落とさなければいけなくなったとき。それはシングルパッセージの最後の方の難問を落とします。

なぜなら、シングルパッセージの後ろの方の問題は結構難しい問題があるからです。

おそらく誰もが苦戦する問題ですが、ここで時間を食われると他の簡単な問題に支障が出てしまいます。

ですので、そこはなるべく最後に解くようにしましょう。特に難しい問題となっているのは、article形式が難易度が高いと感じます。時間に余裕があれば解くようにして、塗り絵になればそこを落とすようにします。

そこは必然的に配点が高くなるはずですので、最高の勘を働かせて2/5は取りたいですね(笑)もし不安ならどれか一つの数字を全塗でもいいと思います。確実に1問は正解が取れるはず..。

おわりに

TOEICパート7の対策と解き方についていかがでしたでしょうか?

パート7はとにかく読解力と速読力です。時間との勝負ですね。紹介した戦略も活用しつつ、しっかり対策して最高の本番を迎えてください。

それでは引き続き、TOEICの勉強がんばってくださいね!

タイトルとURLをコピーしました