こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、
英語4技能の中で何が一番重要なの?
と疑念を持つ方向けに、英語4技能の中で最も重要なのは何なのか、について社会人と学生別に解説していきたいと思います。英語4技能というのはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのことですね。この記事を読むことで、自分には英語4技能の中で何か一番必要なのかを知ることができるよう解説していきます。
ちなみに今回は「第二言語習得習得論」という研究に基づき、統計データも参考にして解説していきますね。
英語4技能の中で最も重要なのはどれなのか?
それではこのタイトルの通り、英語4技能の中で最も重要なのはどれなのかということについて早速話していきますね。結論としましては、一般的にそもそも自分が何を目的にして英語を学んでいるかに重点を置き判断するのがベストです。
例えばですが、海外ドラマを字幕なしで見ることが英語学習の目的でしたらリスニング、外国人と会話を楽しみたいのであればスピーキング、という感じです。つまり、4技能の中で何が最も重要なのかということは、人それぞれということになります。
それでは次に、ケーススタディとして「学生」にとって重要な4技能とは何かについて解説していきたいと思います。
「学生」は英語4技能の何を重点的に学べばよいのか
学生が英語4技能で重点的に学習するべきところは、アウトプットを中心に!と言いたいところですが、残念ながら学生はリーディングとリスニングのインプット系を重点的に学んでいく方がいいです。
なぜなら、当然ながら学生は少しでもレベルの高い大学や会社に入りたいと思っていると思いますが、そのための試験のほとんどがリスニングかリーディングで構成されているからです。学生のアウトプット不足を指摘し民間試験の導入等が検討されてはいますが、それでも試験では未だにインプット系が中心ですよね。それは、点数をつけるにもインプット系の方が正確に評価しやすいという採用側の側面もあります。
でもインプットばかりだと英語は話せないよね?
残念ながらそうですね。日本の英語教育の最大の課題と言っていいと思います。今の環境は、子供が英語を「話せる」環境にはなっていないです。しかし、やはり試験は無視できないものであるとみなし、アウトプットもしていきながらインプット系に重点を置いた学習が得策といえますね。
それでは次に「ビジネスマン」にとって重要な4技能とは何なのかを見ていきましょう!
「ビジネスマン」は英語4技能の何を重点的に学べばよいか
ビジネスマンにとって重要になってくる英語4技能は学生とはまた違ってきます。英語の基本はやはりインプット⇒アウトプットなのですが、社会人は4技能を万遍なく学ぶべきなのです。なぜなら、学生までのインプット中心の勉強を続けていたらいつまでたっても喋れるようにならないからです。
でもインプットも大事なんじゃないの?
もちろんインプットは大事です。やはり英語は読む、聞くが先行して書く、話すに移るのが基本ですから、インプットの学習は続けるべきです。しかし、社会人はアウトプットも含めどれも等しく学ぶ必要があるのです。
2013年に国際ビジネスコミュニケーション(IIBC)が英語学習を行うビジネスマン1000人に調査を行った研究があります。英語能力を高めるために学習しているスキルを尋ねたところ、リスニング(86.3%)、リーディング(62.2%)、スピーキング(60.9%)、ライティング(39.2%)と非常にバランスが悪い結果となっています。
そこで、ビジネスシーンで英語の対応ができているかという質問をしたところ、4技能すべてを学習している人は64.8%、それ以外の人は51.8%の人が「できている」(十分にできている+ある程度できている)と回答しました。つまり、英語4技能を万遍なく学んでいる人の方がビジネスシーンで活躍しているという自己評価になっているわけです。
社会人はアウトプットも学習の一つに加えるべきということですね。
まとめ
学生と社会人別英語4技能の中で最も重要な技能についていかがでしたでしょうか。ここまでをまとめていきます。
英語4技能は人によって重要さが変わってくるということですね。自分に必要な技能を重点的に学ぶことで効率よく英語を習得していきます。それではみなさんこれからも英語の勉強頑張ってくださいね!