こんにちは、Soi(@soieigo_27)です!
今回は、
・英語のアウトプットってどうすればいいかわからない!
・英語のアウトプットって独学でもできるの?
・ていうか英語のアウトプットってそんなに重要?
と疑問を持つ方向けに、
・なぜ英語学習ではアウトプットが必要なのか
・詰まる話どうすれば英語を話せるようになるのか
英語のおすすめアウトプット法とは?(無料もあり)
英語アウトプットのやり方としては様々ありますが、私が一番におすすめするのは「オンライン英会話」で毎日英語を話すことです。理由としては、リアルな英語をまとまった時間話せるからですね。さらに、お金を払い時間的にも強制力を持たせる方がやる気が起きます。
オンライン英会話かー。僕はタダでできるやり方も知りたいな。
わかりました。まあ高いかどうかは実際にやってみて判断してもらいたいところですが、お金をかけずにできるアウトプットももちろんありますよ。それは、「英語日記」と「独り言」です。毎日寝る前に3行ほどの英語日記を書いたり、暇があれば独り言でぶつぶつ英語を話すのも思った以上に効果があります。
その際、出てこなかった英文や英単語は後から辞書で調べるクセをつけましょう。分からなかった英語を後で自らインプットすることは、通常のインプットと比べて脳への入り方が全然違いますよ。
次に、なぜ英語のアウトプットは必要なのか?アウトプットの役割とは?について解説していきます!
英語アウトプットの具体的な役割とは?
なぜ英語習得にはアウトプットが必要なのか?それに関しては様々な研究が行われていますが、代表的なのが「アウトプット仮説」です。それは子供を対象にしたカナダで行われた以下のような研究です。
こちらを踏まえて、アウトプットの具体的な役割について見ていきましょう。
1.自分の知識の穴に気づき効率的な学習を促すことができる
これはつまり、いざ話そうとすると言えない英文や単語が出てくると思いますが、その穴を後から自分で埋めようと辞書等で調べることで、分からないことを減らしていけるということです。また、インプットする際も、過去に分からなかった単語等に遭遇することで吸収を効率的に促します。
2.自分のアウトプットが正しいのかを判断できる
英語母語話者に英語を話してみると、自分の英語が正しい時は特に問題なく会話が続くが、間違った使い方をしてしまうと会話が途切れることになります。例えば、”Is Ben still at work?”という問いに対し、”He already left office”と答えた場合、相手が困惑する可能性がある(he already left “the” officeでないと退職したという意味になる)。このようなフィードバックを受けて自らを検証していきます。
3.インプットとアウトプットは言語処理が違うため
ニュースを聴いたり新聞を見る場合は一語一語確認することはほとんどないですが、アウトプットをする時は”a” “the”などの細かい部分まで気にして話すことになるためです。
4.言語知識の自動化を促進するため
難しい言葉にはなるが、簡単に言えば、人は言語を話すときはまず伝えたいメッセージの概念を頭の中で生成し、次にそれを言語化し、最後にそれが音声となってアウトプットされる、その一連の流れを母語と同じくらいの早さで自動化させる練習をするということです。
つまり、アウトプットにはアウトプットならではの役割があり、それはアウトプットでしか身につかないということですね。
詰まる話どうすれば英語を話せるようになるのか?
結局どうすれば英語を話せるようになるのか、ということがアウトプットの先の目標になるのではないでしょうか。しかし、残念ながらすぐに英語を話せるようになるという劇薬的な方法はありません。
英語を話せる人というのは相当な努力を積み重ねてきた結果です。そのため、英語が話せるようになるには科学的に正しい順番で英語を学ぶことが結果的には早道だということです。
英語中級者以上の人なら、先に紹介したオンライン英会話でどんどんアウトプットを繰り返すことが一番の近道です。しかし、英語初心者であるなら「第二言語習得論」に従って英語学習をすることをお勧めします。第二言語習得論についてはこちらに詳細が載っていますのでよろしければ参照にしてください。
まとめ
おすすめの英語アウトプット法とアウトプットの具体的な役割についていかがでしたでしょうか?ここまでを簡単にまとめますね。
・アウトプットの役割は以下の4つ
1.自分の知識の穴に気づき効率的な学習を促すことができる
2.自分のアウトプットが正しいのかを判断できる
3.インプットとアウトプットは言語処理が違うため
4.言語知識の自動化を促進するため
・英語が話せるようになるには科学的に正しい順番で英語を学習すること
英語にはアウトプットの練習は必要不可欠です。ここで紹介した例を参考にして、毎日アウトプットの練習を頑張っていきましょう!